2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪府知事選

橋本徹が当選か。 大阪の人間はもっと実利的だと思っていたが、日本中どこも変わらないんだな。 地位が変われば人間も変わるということにかすかな望みを託す。子供がたくさんいるといい人に見えるのだろうか。 亀田親子みたいのもいるし、よくわからん。八戸…

相撲

久しぶりに力の入る相撲を見た。2002年だったか、貴乃花が最後の力を振り絞って相撲をとっていた頃の気迫と同じものを昨日の朝青龍と白鵬から感じた。朝青龍は態度が横綱にふさわしくないといわれているが、張りのある筋肉など見ていると、やはり真剣に相撲…

ベートーベン

2007年の年末からベートーベンブームが来て、ひたすら聞き続けていた。 クライマックスはN響の第9だったが、年を越すとベートーベンの特徴である弦楽器の刻みが耳に付くようになってきた。さらに重厚な曲の構成にも圧倒される感じを受けるようになり、これ以…

「疾風怒濤のクラシック案内」(宮本文昭・アスキー新書)

同時に読んでいる金聖響の「ベートーベンの交響曲」が曲の背景や思想、過去から現在へのつながりまで解説にしているのと比較して、こちらは宮本さんの個人的なクラシック音楽遍歴を並べただけで、この本によって、クラシックについて詳しくなるというわけで…

「女の読み方」(中森明夫・朝日新書)

時々面白く読んでいた中森明夫のコラムが90年代の10年分を一気読み。 さすがに後半はお腹がいっぱいな感じがしたが、ひとつのことをやり続ける凄みのようなものを感じた。村上春樹的にいうなれば、これこと文化的な雪かきなのか。雪ノ下には美少女がいた、み…

「ホルモー六景」(万城目学・角川書店)

マキメのすごい所は時間と空間を自由に横断する滑稽さにあると感じる。似たような作風には「夜は短し歩けよ乙女」の森見登美彦がいるが、森見と比較するとマキメのほうが意識しない奇妙さが強くでている。森見はある程度構造が作られているのだが、マキメは…