「疾風怒濤のクラシック案内」(宮本文昭・アスキー新書)

同時に読んでいる金聖響の「ベートーベンの交響曲」が曲の背景や思想、過去から現在へのつながりまで解説にしているのと比較して、こちらは宮本さんの個人的なクラシック音楽遍歴を並べただけで、この本によって、クラシックについて詳しくなるというわけではないが、ブルックナーなどは今まで聞いていなかったので、この本での紹介で聞いてみようと思った。敷居は低く、間口は広くといった本。

やはり、調性や転調の効果など理解して、今よりもっと音楽が分かるようになりたいものだ。

疾風怒濤のクラシック案内 (アスキー新書 041)

疾風怒濤のクラシック案内 (アスキー新書 041)