電源グレードアップ

秋葉原・テレオンの店員と相談したところ、スピーカーケーブルよりもまずは電源のグレードアップを行ったほうが、効果は高いといわれたので、この夏のボーナスは電源のグレードアップにかけることにした。
今回は壁コンセントの交換とCDプレイヤーの電源コード交換。
プレイヤーとアンプでは、プレイヤーのほうが電源コード交換の効果が高いというアドバイスに素直に従うことにした。

今回の選択は以下の通り。
■コンセント CryoMag-SSD2(PAD)
解像度は高いという店員お勧めの品。
もうひとつ、中低音厚めというお勧めのコンセントはあったが、こちらは4万円もしたので却下。
AudioAccessory2007春号でも解像度の高さやノイズの少なさで高評価を受けていた。
■コンセントベース CB-1(ACOUSTIC REVIVE)
なかなか重みのある品。
これで、コンセントをがっちりと固定することで音質を向上させる。
■コンセントプレート CFRP(ACOUSTIC REVIVE)
カーボン製。レスポンスが早く癖のない音が得られるということで、やや奮発する。

コンセント工事は近所の電気屋に依頼する。
自分で出来ないことはないが、漏電からの火災は以前知り合いの家が全焼した事があるので安全策をとった。
作業員が検電ドライバーを持っていなかった事が唯一の不満。
さすがに街の電気屋さんだと、オーディオ用のコンセント交換は経験がないらしく、オーディオ用コンセントを不思議そうに眺めていた。

★レビュー
交換してすぐに感じたことは、今まで小ホールで聞いていたような感じだったのが、大ホールで聞いているかのようなスケール感の広がりが感じられた。
音もクリアになり、ボリュームを大きくしてもうるさく感じなくなった。
丁度スピーカーを床に置いていた状態から、TAOCのスピーカースタンドに乗せるようにしたときと同じように、音の雑味というか、耳に優しい感じに変化した。

ヴォーカルもより自然になり、ヴァイオリンなどのストリングス系も艶っぽくなった。低音も今まで出るようになり、投資に見合ったリターンは得られたと思う。

今週末にはプレイヤーのコードとして購入したTRANSPARENTの電源コードが届く予定。
コードの交換でさらにどこまで音が進化するか楽しみ。