統一地方選・後半戦

長崎市長に市役所の課長だった人が当選した。

驚いたのは前市長の娘の発言。
実父への愛情の強さから出た言葉と思いたいが、やはり権力者の一族というのは知らず知らずのうちに付帯して身に着けた権力を所与のものと勘違いしてしまうのではないだろうか。
前市長自身はそのような罠に陥らないよう気をつけていて、同様に家族にも注意していたとしても、子供の頃からそのような環境に身をおいていたならば、あまりにも当然の事として認識できなくなってしまったのではないか。

それにしても、横尾さんはこれからもこの奥さんと一緒にやっていくのだろうか。
このひと言をみても、家族内での力関係が見えてしまっている気がする。

スポーツ報知から(http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070423-OHT1T00110.htm

 「力のいたらなさのせいで本当に申し訳ございませんでした」選挙事務所で深々と頭を下げる横尾氏の敗戦の弁を聞き届けると、妻であり凶弾に倒れた伊藤市長の長女優子さん(36)が、自ら発言したいと申し出た。

 「父、伊藤一長はその程度の存在ですか? 残念です。浮かばれないと思います。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」

 最後は絶叫に近い口調。体をふらつかせ、数人に抱えられるようにして退出した。