フラガール

映画館で2度見た因縁の映画。
一度目は劇場に入場した後、子供の通っている保育園から子供が熱を出したという連絡を受けて、予告映画すら見れずに退場。
2度目はまた何かあるかなとハラハラしながら鑑賞。

DVDレンタル開始直後ということで、なかなか借りられなかったが運良く1本だけ残っていて借りる事が出来た。
この映画はなんといっても松雪泰子の存在感だと思う。蒼井優も確かによいが、この映画に関しては松雪泰子あってこそだろう。
なんといってもカッコいい。映画のときは33歳位で、大人の風格が漂っている。最近は篠原涼子が大人の女性路線を進んでいるが、松雪泰子の凛とした美しさにはかなわない。
みすぼらしい稽古場でひとり踊るシーンの横顔には年相応の重みがある。よく顔は男の履歴書というが、男の顔なんてサラリーマンはみんなおんなじ顔をしているのでつまらないが、松雪泰子には、思えば始めてみたのは「白鳥麗子でございます」だったが、それからの経験がすべて刻み込まれている。

失業した高橋克己がフラダンスの衣装で着飾った娘に切れるシーンも分かっているのに胸にこみ上げてくるものがある。
元気の良い日本映画を代表する作品で最高の娯楽映画だと思う。

常磐ハワイアンセンターは映画封切り以来、大人気だろうなぁ。。。


フラガールのサントラCDがツタヤにない。
なんで?

フラガール オリジナル・サウンドトラック

フラガール オリジナル・サウンドトラック